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ステロイドによる腰椎圧迫骨折 -骨について考えよう①- [SLE]

みなさん、ふだん骨について考えることはありますか?

実は私、いま、腰椎圧迫骨折」をしています。

今はまったく痛くなくて、ものすごく元気なのですが
自分にとって由々しき事態であるため記録も兼ねて数回にわたって骨のことを書いていきたいと思います。

腰椎圧迫骨折とは
腰椎圧迫骨折とは、みぞおちの後ろあたりの背骨が↓のように押し潰されてしまう骨折です。
腰椎圧迫骨折(イラスト).jpg

原因は、落下や転倒などの外的な衝撃のほかに、骨が脆くなったことによる自然発生的なものもあります。
よく「いつの間にか骨折」といわれるものですね。
私の場合はこの、「いつの間にか骨折」です。

腰椎圧迫骨折がみられる割合は、
60歳代で女性14%、男性8%、70歳代で女性45%、男性18%といわれています。
ちなみに私は40代です。

40代で「いつの間にか骨折」となった原因
私が腰椎圧迫骨折になったのは骨が脆くなっていたことが原因です。
骨折するほど骨が脆くなった理由は以下の3つ!

①ステロイド薬の副作用
②日光に当たらないようにしてきたこと
③運動をあまりしてこなかったこと

まず①。
私は10歳でSLEという病気になり、そのときからステロイドの薬を飲んでいます。
ステロイドには骨形成を妨げるという副作用があります。
そのため、ステロイド服用開始時からビタミンD製剤も服用してきました。
そして30代なかばから骨粗しょう症の薬も飲んでいます。
それでもまだ骨がスカスカなんです。
あと、子どもの頃からステロイドを飲んでいたために、成長期に丈夫な骨が作られなかったのも大きな要因です。

次に②と③。
これはSLEという病気の特性上、どうしても避けられないことです。
この病気の大敵は「日光」と「疲労」です。
ものすごく気を使ってきたわけではないけど、そこそこ注意して今まで生きてきました。
病気になった10歳からずっと、学校の体育の授業も見学でした。
日光浴と運動が骨の形成に必要なことは皆さんご存知だと思うので説明は省きますが、やはりこの2点は骨のためにとても大切なことなのです。

腰椎圧迫骨折による私の懸念
腰椎圧迫骨折により私がもっとも懸念しているのが、身長が縮むことです。
よくお年寄りで腰が曲がっている方がいらっしゃいますよね。
これは腰椎圧迫骨折によるものです。

腰椎圧迫骨折は、1か所の骨が潰れると、2か所、3か所と次々に潰れていきやすくなります。
それでどんどん腰が曲がっていくのです。
このまま放置していたら、私、50代で腰が曲がるかも…!
そうでなくても骨粗しょう症を放置しておくと、骨が小さくなり背が縮みます。
自分の場合もし数センチの単位で縮んだら、身長が130cm台になってしまう。

また、骨折により痛みが酷いと数か月寝たきりになることもあります。
幸い私は今まったく痛みがなく、元気いっぱいです。どんな動きだってできます。
寝たきりになってしまったら、家族に多大な迷惑をかけてしまう。
私のように障害がある者にとって、自分で身の回りのことができる「自立」はとても大切なことです。

というわけで、今は「何が何でも骨折を治す!!」と息巻いているのであります。
そして次回は骨折した経緯や対策について紹介したいと思います。

***************************************
先週、地物野菜のお店で小さめのタケノコを400円で買ってきました。
天ぷら、サラダ、タケノコご飯を楽しみました\(^o^)/
↓タケノコと山菜(コシアブラ)の天ぷら。揚げたて旨い!!
タケノコと山菜の天ぷら.JPG

↓キッチンで寛ぐまるちゅ「アクビの途中を撮られたまる~」
あくびのまるちゅ.JPG

暖かくなってとっても活動的。
冬の間は昼間は寝てばかりだったのに…今は起きてばかり…
チナタボッコまるちゅ.JPG
「なんだか力がってるまる~」

タグ:SLE
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SLEやステロイドの副作用とうまく付き合っていくために [SLE]

※前回の記事「全身性エリテマトーデス(SLE)とステロイドの副作用」の続きです…
***
いま読み返すと、なんて身勝手な内容なんだと思う。
病気のことなど何も知らないOさんに、自分が日ごろ思っていることを全てぶつけてしまった。
Oさんもきっと、送別会で悪気なく言ったことでこんなにも恐ろしい手紙をもらうなんて思ってもみなかっただろう。

実は、このような「反撃」をしたことは過去にもう2回ある。
つまり、反撃をした相手はあと2人いる。
どうしても我慢できないことがあり、メールをした。
1人はメールで謝ってくれた。それ以来、会っていない。
もう1人からは返事が来なかった。そういう人だとわかっていたから「やっぱりな」と思っただけだった。
だからこのときも、Oさんが手紙を読んでくれたら80点、返事が来たら100点だと思っていた。

ちなみに、身長のことを言われて、その場で返せるときは理由を説明している。
相手は悪気がないことの方が多いから、「えっ…あっ…そうなの?」という微妙な空気になる。
でも私はもう、我慢して取り繕うことはやめた。
少しでも多くの人にこの病気のことを知ってほしい、言われて嫌だと思う人がいることを知ってほしい。

その場で説明できる状況じゃなく、どうしてもコイツだけは許せんと思ったときにメールなどで反撃するのである。

Oさんからは、果たして返事が来た。
それも、手紙が着いた当日に、電話をくれた。
彼は私の電話番号を知らなかったから、共通の友人に聞いて電話をしたと言った。

開口一番、Oさんは「ごめんねぇーーー!!!」と謝ってくれた。
私も突然の手紙(しかもあんな恨みつらみが詰まった内容)の無礼を詫びた。
Oさんは、背の小さい女性が好みで、私に対してもまったく悪い意味はなく発言していたということだった。
その後、1時間ほど話をした。
なんだかものすごく励ましてくれて、Oさんの悩みなども話してくれた。
あんな怨念の詰まった手紙を受け止め、謝罪の電話をくれたOさんに対する見る目が180度変わった。
返事が来たら100点、と思っていたが、200点の結果だと思った。

順風満帆に見える彼にも、悩みはあった。
もちろん、誰にだって悩みはある。自分だけが辛いわけじゃないことは重々承知している。
もっと辛い人だってたくさんいる。私の悩みは贅沢なのかもしれない。

でも、悩みを吐き出すのは悪いことじゃないと思う。
「話すことで楽になる」とよくいうけど、私の場合は書くことで少し楽になる気がするのだ。

病気のことは、誰かと話す機会がほとんどない。
とくに薬の副作用については、「気にしすぎ」で片づけられるか、信じてもらえないかのどちらかであることが多い。

主治医ともゆっくり話す時間はない。
先日は2時間待って診察は5分だった。
いつも忙しそうで、逆に先生のことが心配になる。

**********************

以上で今回のシリーズ?は終わりです。
最後まで読んでくださった方には心から感謝申し上げます。

病気を抱えながら生きていく困難は、身長のことだけではありません。
こういう思いをしている人もいるんだな、ということが伝われば幸いです。
全身性エリテマトーデス(SLE)という病気の認知度が少しでも上がることを願います。

タグ:SLE
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全身性エリテマトーデス(SLE)とステロイドの副作用 [SLE]

いつもご訪問いただきありがとうございます!
今回の記事の意図をちょっと説明しておきます。

私は、持病のSLEについて、もっと世間に知ってもらいたいとつねづね思っています。
長年この病気と付き合ってきて、以下の手紙の内容を伝えたいと思うような人にたくさん出会いました。
この記事が今後ずっと残り、少しでも多くの人の目に触れるといいなと思っています。

この話は2年前のことで、今はすっかり元気です(*^^*)
できたら軽い気持ち?で読んでいただけると嬉しいです。(無理かな^^;)

前回の記事はこちら→「10歳で指定難病SLEになった私の悩み

*********************
送別会のあと、仕事が手につかなくなった私はOさんに手紙を出すことにした。

以下は私がOさんに送った手紙の内容である。
****************

Oさんへ

突然の手紙で失礼します。
先日は送別会に呼んでくださりありがとうございました。
久しぶりにみんなに会えて、Oさんともおしゃべりができて楽しかったです。

ただ、最初の私に対する発言の件が残念で、あの日以来ずっと落ち込んでいます。
悪気がなかったことはよくわかっています。でも、モヤモヤが消えません。
気分が沈み、食欲がなく、眠れず、仕事が手に付きません。日々の生活に支障が出て困っています。
そこでこうしてご連絡を差し上げた次第です。

ぜひ最後までお読みいただけたら幸いです。

まず、私がなぜこんなに背が低いのかを説明しますね。

私は10歳のときに「全身性エリテマトーデス」という難病を患いました。
膠原病の一種で通称「SLE」とも呼ばれています。
10歳だった小5から中3まで、Y病院に入院しながら併設された養護学校に通っていました。

病気について詳しいことは省略しますが、原因不明の不治の病です。
70年ほど前までは5年生存率が50%もありませんでした。
でも、ステロイド薬が開発され、SLE患者でも私のように普通に生活できるようになりました。

救世主であるはずの薬ですが、ステロイドにはたくさんの副作用があります。
もうひとつ病気を抱えているようなもので、「副作用のための薬」もたくさん飲んでいます。
そして、私はこのステロイドを一生飲み続けなければなりません。

この副作用のひとつに身長が伸びないというのがあります。
薬の作用により成長ホルモンの分泌が阻害されるのです。
私が過ごしたY病院には、同じようにステロイドを飲んで治療を受けている子どもたちがたくさんいました。
皆、私と同じような身長で、大人になった今でも当時の友人たちは私と同じくらいの背丈です(私より低い人もいます)。
その中に腎不全の男の子がいましたが、彼は小学校低学年のときに病気になった(=ステロイドを飲み始めた)ので、高校生の時点で身長が130㎝ほどでした。
高校卒業のころ腎臓移植を受けることができ、晴れて退院となったときには、特例で成長ホルモンを投与されたと聞いています。

ステロイドには他に「ムーンフェイス(満月様顔貌)」という副作用もあります。
「ステロイド ムーンフェイス」などで検索すると、私のように顔だけが丸い人の画像がたくさん出てくると思います。
SLEという病気は女性が多く、皆このムーンフェイスに悩まされます。
顔が丸くなるのがイヤで勝手に薬を止め、重篤な状態または死亡するというケースもあります。
なので私は主治医から「絶対に勝手に薬を飲むのをやめたり、減らしたりしてはいけない」と口を酸っぱくして言われてきました。

話が逸れましたが…
要するにステロイドはSLE患者にとって重要な薬であり、皆その副作用に悩まされているということです。

身長のことに話を戻しますが、薬を飲み始めてから私の身長は止まりました。
今の身長は10歳当時のものです。

こんなことがありました。
中学生(まだ入院中)になった私はある日、病院の洗濯室で自分の洗濯物を干していました。
そのとき、誰かの保護者なのか…母親くらいの年齢の女性が通りかかり私に話しかけてきました。
その人は私に学年を聞き、中2だと答えると「小学生かと思ったわ!」と言って去って行きました。
この出来事はとてもショックで今でも忘れられません。

外泊時バスに乗ったとき、中学生なので大人料金を支払ったら、バスの運転士に「あんた中学生なの?小学生かと思った」と言われたこともありました。

こうして、中学生のときから私は身長のことで傷つけられてきました。
その頃はまだ子供だったから、「大人」からそんなことを言われるのが信じられず心に大きな傷を負いました。

中学卒業と同時に退院しましたが、その後も知らない人からジロジロ見られたり、初対面で身長のことをからかわれたりするたびに傷つき、外に出るのが怖かったです。
必死で笑顔を作り、バカにされないように明るく振る舞ってきました。

うちは亡父が長身で、弟も187cmあります。
私も病気になる前は足だけは大きかったので「ミケシマもお父さんに似て背が高くなるね」なんて言われていました。
従兄はみな180cm以上、従妹たちも160cm以上の身長なので、親戚の中に混じると、背が低く顔の丸い自分が異質でとても惨めです。

病気にならなかった自分の姿を想像しない日はありません。
普通に成長してみたかった…。とても悔しいです。
せめて、あと3年発病するのが遅ければ…とも、何度も思いました。

もしかしたら、「こんなことでそんなに傷つく?」と思われるかもしれません。
でも、中学生の頃に大人から言われたトラウマや病気で辛かったことなど…
いろいろなことが重なって、身長のことを言われると体の不調につながるほど精神的に追い詰められます。

こういうことが起こるたびに私の心は抉られ、消えない傷が残ります。
若い頃は「歳をとれば平気になる」と思っていましたが違いました。
傷は蓄積されるばかりで、最近では落ち込み方が激しく期間も長くなり、自分は何のために生きているのかと絶望します。

どんな仕事をしても、強くならなきゃと自分に言い聞かせながら頑張っても、途中で心が折れました。

去年まで私は学習塾で小学生に勉強を教えていました。
小学5年生の女の子に「ママが、“ミケシマ先生すごくちっちゃいからママの背が伸びたのかと思った”って言ってたよ」と言われたことがあります。
そういう親に育てられた子供は平気で人を傷つけます。

こういったことが一因となり、塾の仕事を辞めることにしました。
今は誰にも会わなくていい在宅ワークをしています。

人にはそれぞれの事情があります。
全身性エリテマトーデスという病気のことやステロイドの副作用のことも、もっと世間に知ってほしいと思っています。

私の手紙はこれで終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

これを読んで、どのように感じられましたでしょうか?
私の気持ちを少しでもわかっていただけたら嬉しいです。
****************

※参考:ステロイド薬による成長障害
ステロイド薬の副作用

<最後まで読んでくれた方がいらっしゃいましたら心から感謝申し上げます。
Wordの文章をコピペしたのでフォントが変わっており、読みにくくて申し訳ないです。>
*********************
いちばん恐れたのはOさんがこの手紙を読まずに捨ててしまうことだった。
なんとか最後まで読んでほしいという思いで書いた。

後日談は、また次回の記事に書こうと思う。


タグ:SLE
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10歳で指定難病SLEになった私の悩み [SLE]

今日は、持病である「全身性エリテマトーデス(SLE)」の定期受診だった。
検査結果があまりよくなかった…
主治医からは「疲れを溜めず、睡眠時間を確保して」と言われた。
そこに気を付けているから、仕事が進まず焦る羽目になっているというのに。
これ以上どうすればいいのだ。

SLEとは、抗体が自分自身をも攻撃してしまう「自己免疫疾患」だ。
私は、この病気と薬の副作用に日々悩まされている。


薬の副作用はいろいろあるが、なかでも辛いのは身長のこと。
私の身長は140cmなのだ。
悩みたくないし考えたくもないが、それが日常になっていて、たまにガス抜きしないとパンクしてしまう。
今回はそんなガス抜きの記事であり、この病気について知ってほしいと願いを込めた内容でもある。

2年くらい前、以前勤めていた職場の同期の1人が退職するということで、送別会に呼んでもらった。
皆と会うのは20年ぶりくらい。
今までも何度か誘ってもらうことがあったが、都合がつかなくて断ってばかりだった。

ここからは送別会当日の話である・・・
*************
店に着くと、元同期の何人かが入り口に集まっていた。
そのうちの1人、Kが声をかけてきた。
「相変わらずちっちゃいね」
ニヤニヤしながら言う。キモイ。
こいつは年上の男なのだが、当時から人のことを「お前」呼ばわりしたり馴れ馴れしく、私は大嫌いだった。

そして落胆。
この歳になって、まだこんなことを言われなければならないのか。
Kを一瞥し、一言も返さなかった。私のその態度にKは焦ったようだった。

そして送別会の会場である座敷に入った。今回の参加者は20人弱といったところか。
部屋の真ん中に送別会の主役であるOがいた。
一次会をしてきたらしく少し酔っている。私を見るなり
「ミケシマ~!
(私の旧姓を呼び捨て)、また縮んだんじゃねぇの!?」
何故か嬉々として言ってくる。

私は、病気になってからずっと、身長のことを受け入れられていない。
笑って受け流せる状況にないのだ。

先ほどのKのこともあり、ここでキレた。皆がいる前で、辱められたと思った。
「いい加減、身長のことイジるのやめてくれないかな!!」
場が一瞬静まり返ったがその後は何事もなかったかのように会は進行した。

そのときから、何日も嫌な思いを引きずった。
実はこういうことはよくある。
いつもなんとか自分を宥めて、ごまかして、やり過ごす。

でも今回は重症だった。
仕事も手につかなくなった私は、悩んだ末、Oに手紙を出すことにした。

その内容は次回に書こうと思う・・・

タグ:SLE
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ステロイド薬で海馬が委縮するんだってさ。 [SLE]

今日はちょっと弱音を吐こうと思います。


ほとんど愚痴の回なのでスルーしていただいてもOKです!

てことでコメント欄も閉じます<(_ _)>


*

*

*


冬になり曇天荒天が続き気分も落ち込み気味。

何をやってもうまくいかない、誰かの一言が引っかかって落ち込む…。

まあでもこれって、誰にでもあることですよね。


私は持病のSLEのために10歳からステロイド薬を服用しています。

かれこれ30年以上飲み続けていて、副作用が年々ひどくなっている気がしています。


私が飲んでいるステロイドというのは、要は副腎皮質ステロイドホルモンのこと。

この一種である「コルチゾール」というホルモンの働きを利用して炎症などを抑えているんですね。

糖や脂質、たんぱく質の生成・代謝、抗炎症や免疫抑制などを行う、生命維持のために大切な物質です。

ちなみにコルチゾールは「ストレスホルモン」とも呼ばれ、ストレスがかかったときに放出されます。


私はこれを薬として飲んでいるわけですから、コルチゾールが常に過多の状態なんですね。

コルチゾールが多すぎるとどうなるかというと…


・成長ホルモンの分泌を抑制するので身長が伸びない

・脂質の代謝に異常をきたし顔が丸くなる(顔に脂肪がつく)

・神経回路に影響を及ぼし、脳の海馬が委縮する⇒うつ病につながる

・過覚醒や精神運動亢進作用により不眠になる


ほかにもいろいろあるのですが、私がいま悩まされているのが主に上の4点ですね。


身長や顔のことはなんかもう悩み疲れたというか諦めた感じもあるのですが

※10歳の身長のままで、140cmです

下の2点についてはもうほんとに辛いですね…

うつに関しては薬の副作用だけでなく自分の病気(SLE)の症状でも発出します。


なんか最近、自分の人生って何なんだろうとか生きてる意味あんのかとか

健康で普通に成長できていたらあんなこともしたかった、こんなこともできた とか


考えてもしょうがないことをぐるぐるぐるぐる考えて落ち込んでいます。

スヌーピーの名言「与えられたカードで勝負するしかないのさ」を胸に頑張ってきましたが…

もうしんどくて胃が痛い。


体力も筋力もなくて毎日寝不足。頭は回らないし体も動きません(ノД`)・゚

でもやらなきゃいけないことは山積み。

身体を休めている時間も長くて時間が足りない。不安や焦りでいっぱい。


*

*

*

*

*


もしここまで読んでくださった方がいたらありがとうございますです。


かーなーり愚痴ってしまいました。


こんな私にも支えてくれる夫や気にかけてくれる友人がいてくれることに本当に感謝です。

そして、ブログに訪問してくださる皆さま。

本当に本当に感謝です。


大好きな猫と暖かい家で、夜にはビールを飲むことができる。

それだけで幸せですよね。


以上、愚痴りの回でした<(_ _)>

ちょっと元気になれた気がする…。


↓ゴハンをよこせと無言で訴えてくるミケ と

ゴハンがほしいミーちゃん.JPG


↓遊んでほしいオーラがハンパないまる

遊んでほしいのよまる.JPG

でした(*^^*)

タグ:SLE 病気
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ループス腎炎からの高カリウム血症? [SLE]

私には10歳から付き合っているSLEという病気があります。

正式名称は「全身性エリテマトーデス」。膠原病の一種です。

この病気を発症したのと同時に「ループス腎炎」というSLE特有の腎臓病も併発しました。

今まで、ループス腎炎を抱えながらも特に支障なく生活してきました。

ところが最近…


足や腕にSLEとは違う痛みが出るようになってきました。

説明するのが難しい感覚なのですが

重だるく筋肉が硬直しているような感じ。

最近その感覚がひどくなってきたので、この前の外来で主治医に話をしてみました。


検査の結果を総合的に見て、もしかしたら高カリウム血症かもしれないということに。

腎炎による影響でカリウムがうまく排出されず、体内に蓄積されているのかも。

カリウムの値が高くなると筋力低下や神経症状が起こり、ひどいときは心臓が止まってしまうことも!


とりあえず以下のことに気を付けて生活し、また3週間後に検査しましょう、ということになりました。

・生野菜と果物は食べないこと。

・水をたくさん飲むようにすること。


野菜大好きのわたし、生野菜が食べられないのはツライ!!

前回の記事にのせた「まぐろとアボカドのポキ」もダメ。

アジフライにたっぷりの千切りキャベツを添えるのもダメ。

いまの季節に美味しいきゅうりやトマトも生では食べられないし、桃やスイカもダメ!


ツライ…( ゚Д゚)


カリウムは水に溶けやすいので、野菜はたっぷりのお湯でゆでるのが効果的。

今までブロッコリや葉野菜は、栄養と味を逃がさないために少量のお湯で「蒸しゆで」にしていました。

これだとガス代も節約できるんですよね~

しかし今はたっぷりのお湯でゆでています。。


今後どうなるかはあさっての木曜日にまた病院に行って検査するので、その結果次第。

でもですね、主治医の言う通りの食生活にしたら重だるい痛みがなくなったんですよ…

*********************************************

7月は母と姪っ子(5歳)の誕生日があります(*^^*)

弟から、「うちでお誕生日会をするので来てください」と招待されました。

母に会うのも姪っ子に会うのもほぼ1年ぶりです!

↓弟の奥さんMちゃんは料理上手。たくさんの料理を1人で作ってくれました!

誕生日のごちそう.JPG

↓お店か?

お店か?.JPG

キャロットラペやトマトサラダ、アボカドディップ、キウイのカプレーゼはNG( ̄▽ ̄;)

もちろんMちゃんはそんなこと知らないから…

でもラぺやトマトはちょっとだけ食べました^^ 他のお料理も、どれも絶品でした!!


うちは赤ワイン、白ワイン、スパークリングワイン(イタリアのプロセッコ)、ビール

それから母と姪っ子とMちゃんにプレゼントを持って行きました。

プロセッコ.JPG

↑プロセッコで乾杯( ^-^)/U ( ^-^)/U☆U\(^-^ ) U\(^-^ )

ちなみにワイングラスも持参しました。


母はともかく他全員はみんな酒豪。

最後は弟にウイスキーを飲まされ…(いや自ら飲んだんだけども)

アイラモルト.JPG

↑苦手なアイラモルト。でもどうやらたくさん飲んだらしい。記憶がない。

可愛い姪っ子にも会えたしとても楽しいお誕生日会でした。

ずーっと働いてくれてたMちゃん、ほんとうにありがとう!

**********************************************

オヤジのように寝るまる。

おやじまる.JPG

もうすっかりこの開いているポーズが定番になりました。

そしてこの猫ベッドはもともとはミケの…。

ミケから奪い取り、今はほとんどまるが寝ています。

↓でもこの前、めずらしくミケが入っていました。

もともとはミケの.JPG

100均で買ったひんやり枕パッドを敷いています。

ミケがせっかく寝ていたのに…

またまるが来て…

↓奪う。

うばった….JPG

お、ま、え、は~(# ゚Д゚)oコラッ


追い出されて床で寝るミーちゃん.JPG

「いいのにゃん…ミケは別に床でいいのにゃん…」

健気なミケさんです(T^T)

タグ: 料理 SLE
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免疫抑制剤とワクチン接種 [SLE]

今回は久しぶりに全身性エリテマトーデス(SLE)について書こうと思います。

~SLE持ちの私と新型コロナワクチン接種~


SLE歴も30年を過ぎました。ベテランです。

SLEとは簡単に言うと、抗体が自分自身に対しても攻撃してしまうという病気です。

この病気は人によって症状も度合いも様々。

その人の中でも病状には波があります。

ちなみに現在の私は、自分史上で一番悪い状態を10とすると…6、くらいかな。

1か月に3回くらい夜中に熱が出ます。大抵38℃ちょい。

SLEの症状として発熱は由々しき事態です。私は放置してますが…(;・∀・)

あとほぼ毎日 筋肉痛・関節痛があります。動くのが辛い!という程度。

昼間はないのですが夜になると痛み出します。

それから週に2,3回 寝ているときに足が痛くなります。ものすごく痛くて眠れない。


さて、ワクチン。

主治医からは「ぜひ受けてくださいね」と何度も言われました…

SLEの患者は大抵、ステロイド薬と免疫抑制剤を服用しています。

つまり感染しやすく重症化しやすいのです( ̄ロ ̄lll)


私も9月5日15時半に1回目接種の予約を取りました。

そして9月5日に日付が変わったころ…筋肉痛・関節痛がひどい。

いつもより強いなー、痛いなー、って感じでした。

寒気もあり、やばいこれは熱が出る…と思っていると3時頃38℃を超えました。

足も激痛で全然眠れません…

今日ワクチン接種なのにと思いましたがいつも6時頃には下がるのであまり気にしませんでした。


ところが…

今回は朝9時を過ぎても38℃から下がりません。焦る私!!

今日はワクチン諦めるか…眠れてないのもあり動悸がすごくてツライ。

どうしよう…どうしよう…と葛藤していたら、10時くらいになんとか下がりました。

身体の痛みもほぼなくなりヨッシャー!と、ワクチンは受けることに。


接種前の問診で、「今日の体調で変わったことはなかったですか?」と聞かれたときはドキドキでした。

何食わぬ顔で「なかったでーす」と答えました(^^ゞ


そして副反応なんですがこれは主治医から

「免疫抑制剤のんでるから、お熱出たりはないと思いますよ」と言われていました。

接種後ちょっと 針をさしたところが痛くなりましたが大したことはなく。

夜はぐっすり眠れて熱も全然出ませんでした。


接種前の発熱と体の痛み(SLEの症状)の方が辛かった。

副反応が出なかったのは喜ぶべきなのか?自分の免疫が働いてないってことですからね。

また、せっかくワクチンを打っても抗体が作られにくいとも言われます。

でも効果はゼロではないので4週後には2回目を受ける予定です^^

**********************************************

ミケはNクールクッションがすっかり気に入ったようです(*^^*)

まるみけ.JPG

円いクッションに丸いミケが入る…ジャストフィットです。

シマは人間と距離が近かったのですが

ミケは少し距離をとるタイプ。

でも姿が見えるところが安心みたいで、同じ空間にいることが多いです。


夫のことが苦手なミケ…

この前、夫が出かけた途端押入れに入っていたミケがすぐに出てきました。

玄関のカギが閉まる音と同時に出てきて私のそばへ…♡

んも~~~~かわいいミケにゃん(≧∇≦) そして可哀相な夫;;私なら生きていけない;;

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高熱にうなされる… [SLE]

ちょっと…熱が出ました。。3日間寝込んでました。

あ、もう全快しました!元気ですo(^-^)o

2日間発熱し、39.7℃まで上がりました。

仕事も1日休んでしまった… できれば休みたくなかったけど…


持病(SLE)の症状で、よく熱は出ます。

大抵 夜に発熱し朝には下がります。

ただ、この時期は困ります…これが感染症によるものなのかわからないからです。

たぶんSLEの熱だよなぁ…と思っても、インフルかもしれないし、今なら新型ウイルスかもしれない。

免疫抑制剤やステロイドを飲んでいるので 万が一ってことがあるのです。

↓ある日の夕暮れ。※本文とは関係ありません

ある日の夕暮れ.JPG

自分はどうなってもいいんだけど、周りに伝染したら大変!仕事に行っていいのか悩みます。


今回は、泣く泣く仕事を休み、さて病院に行くべきか…と考えました。

できれば病院には行きたくありません。風邪の症状などはない。熱があるだけ。

こちらは「熱が下がれば仕事に行ってOK!」というお墨付きが欲しい(;^ω^)

そこでSLEで通院している病院に電話しました。

症状を伝え、主治医から指示をもらいました。


・新型ウイルスが心配なら来院して検査が必要

・濃厚接触などがないのであれば外出しないようにして様子を見る

・発熱により体が辛ければ開業医で対症療法をしてもらうように


「様子を見るように」という指示をもらった!よし、様子を見よう。


しんどかったけど、なんとかお粥を作って食べたり 家にあった鎮痛解熱剤を飲んだりして回復しました。

電話で対応してもらえたのは助かりました。

病院に行っても解熱剤もらうくらいだろうからなぁ…。

↓床暖を満喫するミケ。

床暖あったかにゃ!.JPG

余談:熱が39℃に達したくらいのとき、警察の巡回連絡が…

インターホンで対応すると玄関まで来たいと言われ…

「いま、39℃熱があるんですよー」と言いましたが絶対に信じてなかったと思う(;^ω^)

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