SSブログ
前の1件 | -

ステロイドによる腰椎圧迫骨折 -骨について考えよう①- [SLE]

みなさん、ふだん骨について考えることはありますか?

実は私、いま、腰椎圧迫骨折」をしています。

今はまったく痛くなくて、ものすごく元気なのですが
自分にとって由々しき事態であるため記録も兼ねて数回にわたって骨のことを書いていきたいと思います。

腰椎圧迫骨折とは
腰椎圧迫骨折とは、みぞおちの後ろあたりの背骨が↓のように押し潰されてしまう骨折です。
腰椎圧迫骨折(イラスト).jpg

原因は、落下や転倒などの外的な衝撃のほかに、骨が脆くなったことによる自然発生的なものもあります。
よく「いつの間にか骨折」といわれるものですね。
私の場合はこの、「いつの間にか骨折」です。

腰椎圧迫骨折がみられる割合は、
60歳代で女性14%、男性8%、70歳代で女性45%、男性18%といわれています。
ちなみに私は40代です。

40代で「いつの間にか骨折」となった原因
私が腰椎圧迫骨折になったのは骨が脆くなっていたことが原因です。
骨折するほど骨が脆くなった理由は以下の3つ!

①ステロイド薬の副作用
②日光に当たらないようにしてきたこと
③運動をあまりしてこなかったこと

まず①。
私は10歳でSLEという病気になり、そのときからステロイドの薬を飲んでいます。
ステロイドには骨形成を妨げるという副作用があります。
そのため、ステロイド服用開始時からビタミンD製剤も服用してきました。
そして30代なかばから骨粗しょう症の薬も飲んでいます。
それでもまだ骨がスカスカなんです。
あと、子どもの頃からステロイドを飲んでいたために、成長期に丈夫な骨が作られなかったのも大きな要因です。

次に②と③。
これはSLEという病気の特性上、どうしても避けられないことです。
この病気の大敵は「日光」と「疲労」です。
ものすごく気を使ってきたわけではないけど、そこそこ注意して今まで生きてきました。
病気になった10歳からずっと、学校の体育の授業も見学でした。
日光浴と運動が骨の形成に必要なことは皆さんご存知だと思うので説明は省きますが、やはりこの2点は骨のためにとても大切なことなのです。

腰椎圧迫骨折による私の懸念
腰椎圧迫骨折により私がもっとも懸念しているのが、身長が縮むことです。
よくお年寄りで腰が曲がっている方がいらっしゃいますよね。
これは腰椎圧迫骨折によるものです。

腰椎圧迫骨折は、1か所の骨が潰れると、2か所、3か所と次々に潰れていきやすくなります。
それでどんどん腰が曲がっていくのです。
このまま放置していたら、私、50代で腰が曲がるかも…!
そうでなくても骨粗しょう症を放置しておくと、骨が小さくなり背が縮みます。
自分の場合もし数センチの単位で縮んだら、身長が130cm台になってしまう。

また、骨折により痛みが酷いと数か月寝たきりになることもあります。
幸い私は今まったく痛みがなく、元気いっぱいです。どんな動きだってできます。
寝たきりになってしまったら、家族に多大な迷惑をかけてしまう。
私のように障害がある者にとって、自分で身の回りのことができる「自立」はとても大切なことです。

というわけで、今は「何が何でも骨折を治す!!」と息巻いているのであります。
そして次回は骨折した経緯や対策について紹介したいと思います。

***************************************
先週、地物野菜のお店で小さめのタケノコを400円で買ってきました。
天ぷら、サラダ、タケノコご飯を楽しみました\(^o^)/
↓タケノコと山菜(コシアブラ)の天ぷら。揚げたて旨い!!
タケノコと山菜の天ぷら.JPG

↓キッチンで寛ぐまるちゅ「アクビの途中を撮られたまる~」
あくびのまるちゅ.JPG

暖かくなってとっても活動的。
冬の間は昼間は寝てばかりだったのに…今は起きてばかり…
チナタボッコまるちゅ.JPG
「なんだか力がってるまる~」

タグ:SLE
nice!(26)  コメント(18) 
前の1件 | -