ミケのこと・２

さっき病院に行ってきました。

昨夜、ミケが吐血しました

鮮血ではなく赤茶色の水を吐いたという感じです。

中には血の塊も混じっていました。

何も食べないし苦しそうに呼吸しています。

時折起き上がって声を上げます。胃が痛いのかも。

足元はおぼつかないですが夜中わたしのベッドに乗ってきました。

一緒の枕で少し眠りました。

ミケの様子を見ていて、もう長くないと感じています。

夫とも相談して延命治療ではなく緩和ケアを施すことにしました。

余計な苦痛は与えず穏やかに過ごしてほしいと思っています。

先生にもこのことをお伝えしました。

抗がん剤が効く可能性としてはがんの種類がリンパ腫であることだそうです。

（リンパ腫のほかに腺癌などがありますが、それらにはあまり効かないみたい？）

この場合でも、抗がん剤が効くのは一時的（1か月～2か月）だそうです。

治る見込みはありません。

針検査などしなくともミケが胃がんであるのは明白です。

ですので針で組織を採る検査は中止にしました。

病院で点滴をしてもらい帰ってきて、ミケはいま窓際で寝てます。

吐き気止めで少し楽になったのか、小さなイビキをかいています^^

いつかは来る別れだとわかっていても、やはり受け入れたくありません。

でもこんなに苦しそうなミケに「がんばれ」とは言えないです。

わたしはといえば家事も仕事も手につきませんが

ミケのそばでできるだけのことをするのが今のわたしのやるべきことかなとも思います。

こうしてミケについていることができるのは夫のおかげ。本当に感謝しています。

これから胃薬を飲ませ、吐かなければ夕方流動食をシリンジで食べさせます。

夜、吐き気止めの薬を飲ませ、明日の午後また病院へ行きます。

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