5月31日午前5時半ころ、ミケが旅立ちました。

nice!をくださった皆様ほんとうにありがとうございました。

とてもとても力になりました。


今のわたしは、この数日間のことが夢の中のできごとのように感じています。

ミケがいないという現実を受け止めることができず呆然としています。


そこで、しばらくの間仕事を休み、ミケのことを書いていきたいと思います。

書いていくうちに現実を再認識させられ、ときには辛い作業になると思いますが

今の私にはこれが必要だと感じました。


もしよければ読んでみてください。

読むのがお辛ければどうか無理はされないでくださいね。


まず、時系列で簡単にまとめると

5月26日(金)ミケがゴハンをまったく食べなかった(ちゅーる、鰹節は食べた)

5月27日(土)ミケを病院に。吐き気止め&食欲増進剤で元気になり食欲も回復

5月28日(日)ミケ病院。胃にしこり発見。昨日と同じ処置。ゴハン食べず(ちゅーる、鰹節も×)

5月29日(月)ミケ病院。ステロイド&吐き気止め点滴。ぐったりして何も食べず

5月30日(火)ミケ病院。昨日と同じ処置。何も食べず。ほとんど立ち上がることもできない

5月31日(水)早朝、ミケ旅立つ


前回記事は月曜日の午前中までの内容でした。


今回は5月29日(月)の午後からのことを書きたいと思います。

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吐き気止めのおかげで日曜夜以降吐くことはありませんでした。

吐いていなければ食べさせてOKなので

病院から処方された流動食をシリンジでミケの口に入れようとしました…

が、とても嫌がります。

薬はなんとか飲ませることができますが流動食は口の中に残ったままという感じです。


食いしん坊だったミケは、クリスピーや鰹節などの袋の音に敏感で

袋のガサガサ音に顔を上げて反応しますがいざとなるとまったく食べません。


横になったまま手足を投げ出し苦しそうに呼吸しています。

目は開いたままで瞳孔が大きいまんまる黒目

時折足をガクガクさせながら立ち上がり声を上げます。

苦しくて寝返りをうちたいみたいです。

↓2023年5月29日(月)のミケ


よたよたしながらトイレに向かいますが途中で床にオシッコをします。

がんばってトイレに行こうとする姿に涙が出ました。


目を開けたまま苦しむミケを見て、わたしも覚悟を決めました。

ミケのそばに横になり、ありがとうを伝えながらいろんな話をしました。

泣くのを我慢していましたが

途中からはもういいやと思って泣きながら話しました。

ミケの肉球に指を入れると、弱弱しくもぎゅっと握ってくれました。


きれいなピンクだった肉球は貧血のために白っぽくなっています。

胃の腫瘍から出血しているんだと思います。


苦しそうにしているミケを見て

やっぱり今日細胞診の検査をしてもらえばよかったと後悔しました。

抗がん剤で少しでも痛みを緩和してもらえないかなと考えたのです。

明日は午前中先生がいないので午後からの予約となっています。

抗がん剤を使えないか先生に相談してみようと思いました。


次第に、立ってオシッコをすることができなくなり

夜中でしたが夫がドンキで猫用のおむつを買ってきてくれました。

用を足すと「ニャァーン」と何度もなき立ち上がろうとします。

お尻が濡れているのが不快なんでしょうね。


そんなに弱っていたミケなのに、必死で移動しわたしのベッドに飛び乗ろうとします。

ベッドに乗せようとミケを後ろから抱きかかえようとした瞬間

ミケがジャンプし頭がわたしの口元に激突。

下の歯が唇の裏に当たってめちゃめちゃ痛かったです。笑

今までは夜になるとこうしてわたしのベッドに乗って来て一緒に寝ていました。

体が覚えていたからなのか、ものすごいジャンプ力でした。


次の記事に続きます…