先回の記事で、シマとミケシマに励ましの言葉をくださった方々

本当にありがとうございました。

不安でいっぱいでしたがとても元気づけられました<(_ _)>


2020.7.24Fri

明日はシマの手術。私は19時ころ仕事を終え帰路につこうとしていた。

スマホに着信あり。動物病院から2回。

かけ直してみるが留守電になってしまう。

そういえば祝日は18時までだっけ…

嫌な予感がする。車を運転して自宅へと急ぐ。

考え事をしていたせいで赤信号に突っ込むところだった。

急ブレーキ。あっぶな…


帰宅し緊急連絡先(先生のケータイ)にかけてみる。

先生がすぐに出て話を聞いた。


明日の手術に向けてもう一度CT画像を見直してみた。

脾臓は取らなければならないと言ったがそれだけでは済まなそう。

腫瘍の癒着により胃など、相当広範囲で取らなければならない。

というか完全に取り去るのはかなり困難。

腺癌は、一部を切除したところで変わらない。

少しでも取り残しがあれば予後は取らないのと同じ。


それから先生は言いにくそうに、あと3~4か月だ、と言った。


脳の腫瘍に対する放射線治療も…

往復2時間かけて連れ出し、何度も全身麻酔…

あと少しの時間しか残されていないのなら

そんな苦痛を与えてまで治療をすることに意味があるのか。


先生と話しながら途中から涙が止まらなくなっていた。

先生も辛そうだった。


これらのことを踏まえて、ちょっと考えてみてください。

とりあえず明日の手術は中止します。

日曜日にまた話し合いましょう、と電話を切った。


クリスピーをねだる2匹。シマの目はちょっと前からずっと真っ黒。

この日の夜、猛烈な腹痛に襲われた。(私が)

シマにしこりが見つかってから、眠れないし頭痛いしお腹痛いし…

なんとなく不調ではあった。


しかしこの日は起き上がっていられないほどお腹が痛くて、

脂汗をどっさりかいてのたうち回った。嘔吐もあった。

胃が突き上げられて何度も吐き、終いには血が混じっていた。

その後は凄まじい寒気。

毛布にくるまっても寒い。夜中に少し熱が出た。


床に倒れて動けなくなっていると、夫が

「シマ来てくれたよ」

シマが心配そうにウロウロしていた。

「シマ…」呼ぶと顔の近くまで来て、汗で濡れた私の目元を舐めてくれた。

泣いてると勘違いしたのかな?

私はこんなことでは泣かないよ!

お前のことではすぐ泣いちゃうけどね…


2020.7.26Sun

今後のことを話し合いに病院へ。

内容は電話で話したこととほぼ一緒だったがCT画像を見ながら丁寧に説明してくれた。

その上で、改めて どうされますか?と。


少しでも取り残す懸念があるのなら無理に手術はしません。

残された時間が少ないのならシマに負担のかかる放射線治療もしません。

抗腫瘍薬で緩和的治療を行うことになった。


シマ、ミケをせっせとグルーミング。隙を見ては齧ろうともしている。シマさんまだまだ元気です!

薬のことはまた後日書こうと思います。。

ここのところ暗い内容ばかりですみません;;