まだまだ気温は低いけど、麗らかな春の陽射しが増えてきました#59128;

そんな中、数年ぶりに、お世話になったY先生に会いに行きました。

以前少し書きましたがわたしは子供のときに膠原病を発症しました。

自宅から遠く離れた病院に4年とちょっと入院し、併設されている養護学校に通っていました。

このとき主治医だったのがY先生。

見た目は優しそうなおじさん…って感じですが実はすごい名医で、当時は県外から来ている子もいました。

退院してからも、社会人になってもY先生に診てもらっていました。(小児科で^^;)

開業もせず「臨床をやっていたい」と院長の話も断ったそうです。

先生はもう退職されましたが、まだこの病院で外来に出ています。

そうそう、こんなことが…

結婚してすぐのとき、軽い脳梗塞になったんです。

なんか変だな…と母に電話すると「喋り方が変だから救急で診てもらって!」と。(この日は土曜日でした)

当時主治医だったY先生にも電話すると「お前の病気は脳梗塞を合併することがあるから、救急でMRIを受けなさい」と。

で、Y先生がいる病院(わたしがずっと入院していた病院)ではなく、家の近くのもっと規模の大きい救急病院へ行ったんです。

事情を話し、「MRを撮ってもらえって言われました」と言うと、「MRなんて撮れない。症状が治まってるからもう帰っていい」と言われました。

釈然としませんでしたがまぁお医者さんが言うんならいいんだろう…と帰る準備をしていると、

「いまちょうどMRI使う人がいるからついでに撮りましょう」となって、、結果は、即入院^^;

そこで回診に来た脳外科のボスみたいなドクターに、「あなたね、一歩間違ってたら半身不随になってたよ」と、怒られ気味に。

ええ!? おたくの救急で、もう大丈夫だって帰そうとしましたよね!? 

って、今なら思うけど当時は病人でしたからねー、言い返せませんでした(T^T)

「(膠原病の受診について)まだ小児科に通ってるの?もう普通の内科に行きなさいよ」等とも言われたのですが(すんごいヤな感じで)、その数日後…

また回診に来たボスドクターが「あなた、Y先生が主治医だったんですね…」ってへこへこしながら言ってきた。

だから何だよ… えらーいY先生が主治医だと対応が変わるのか? 何なら言いつけてやろうか?

だいぶ横道エピソードになりましたが(一瞬口も悪くなりましたが)、それくらい権力を持つ(笑)Y先生、とっても良いお医者さんで…

学生時代、一人暮らしで具合が悪くなったとき家の近くのコンビニまで迎えに来て、車で病院に連れて行ってくれたり…

就職祝いをしてくれたり#58994; 

わたしが心身ともに辛かった時期、ランチに連れ出してくれたりもしました。

密かに もう一人のお父さん って思っていて、結婚式にも来ていただきました。

こんなふうに患者に一生懸命だから、自分の家庭の方をあまり顧みられなかったようで

「医者とだけは結婚するなよ」と冗談交じりに言われていました 笑

今回何年ぶりかでお会いするにあたり、小児科外来にでも飾ってもらおうと作ったお花。

診察室の先生のデスクに飾ってくれました#59128;

待ち合わせは小児科外来。 病院の中、あの頃とちっとも変ってなくてなんだか笑ってしまいました(*^^*)

それから先生の行きつけだという空いてる(笑)パスタ屋さんへ。 ハンバーグランチ、奢ってもらっちゃった#59126;

そこでたくさん話をさせてもらいました。また先生もおしゃべり好きで、いろんな話を聞かせてくれました。

詳しい肩書は言えませんが、いまの医療界に影響を与えるような地位におられるY先生。

それでも、「俺はスーパードクターになるのが夢だから」と笑って、やりたいことを語ってくれました。

すごいなぁ…退職されてからも変わらず、いやむしろパワーアップしてる!!

清々しく楽しい気持ちで帰ってきました #58975;

以前は、外来の帰りは毎回こんな気持ちで帰ってきてたなぁ。 こんなところもすごいところ。

 

Y先生や、先生と一緒にずっと外来で診てもらっていた看護婦さんや…

(この看護婦さんにもプライベートですごくお世話になりました)

他にも、感謝してもしきれないお世話になった方たち。

わたしはきっと大した恩返しができないから、これを次の世代に… 未来ある子どもたちに… 

少しでも返せたらいいな、なんて思いました。

 

シマからも応援ポーズです#59117;

嘘です。わたしが脇の下を抑えてバンニャイさせているところを夫に激写してもらいました#59009;